沖縄市、令和7年度「けんしん」実施へ―18歳以上対象の健診を無料提供

沖縄市は令和7年度の「けんしん」を開始し、18歳以上の市民を対象に基本健診やがん検診を無料で提供することを発表しました。受診券の発行は3月1日時点の情報をもとに作成されており、対象者には郵送されるとのことです。

基本健診には、一般健診、特定健診、長寿健診が含まれ、血液検査や身体測定を通じて健康状態を把握することができます。さらに、大腸がんや乳がん、胃がんなど各種がん検診も実施され、負担額は検査によって異なるものの、多くは無料で受診可能となっています。

受診方法は2種類あり、市内の指定病院で個別に受診するほか、市役所や体育館での集団健診に参加することも可能です。集団健診は完全予約制で、事前の申し込みが必要です。

市民健康課は、受診券の発行をオンラインまたは電話で受け付けており、新たに沖縄市へ転入した市民には、条件を満たせば無料受診の対象となる場合があります。また、特定の年齢の女性には子宮頸がんや乳がん検診の無料クーポン券が配布されます。

沖縄市は、定期的な健康診断が病気の早期発見につながると強調しており、市民に対し積極的な受診を呼びかけています。健診結果によっては精密検査が必要となる場合があるため、注意深く結果を確認し、必要な対応を取ることが推奨されています。